松葉茶【美容と健康 免疫力アップ・感染症予防】

●松葉の主要成分クロロフィルは抗酸化作用が高く、血中コレステロール値を下げて血液の粘度を減らすので、血流改善効果があります。
●血管にこびりついた脂肪を溶かして除去する作用により、血管を若返らせて強化する働きがあります。
　それにより、動脈硬化や脳卒中、体内の血栓の予防効果、認知症予防効果があるとされます。
●増血作用と解毒作用もあり,血液を浄化して酸素や栄養素を体内臓器に運ぶ働きもあります。
●造血作用のあるビタミンＡ、ビタミンＣ、葉緑素なども含まれています。ビタミンＣには、貧血気味の人に欠かせない鉄分の吸収を助ける働きがあり、またビタミンＡは目の細胞にもよく効きます。

●体質を改善し高血圧や糖尿病など生活習慣病予防にも期待されています。
●近ごろ、小学生や中学生にも高血圧の傾向がみられます。偏った食生活や運動不足、ストレスの未解消などが原因というのですから、本当に悲しむべき事態です。
●高血圧もそれ自体は病気ではありません。しかし、その状態を放っておくと、脳卒中などの直接生命にかかわる“病気”を誘発してしまいます。そこで、血圧を下げるため薬を使うことがありますが、それよりは、体質そのものを改善して病気も同時に予防するほうが最善策です。その意味で、コレステロールを分解する働きのある松葉茶は有効です。

●血行不良は様々な不調を引き起こす要因といわれていますが、松葉茶の血液循環を良くする働きで冷えの改善が期待できます。むくみも血行不良の原因の一つです。
●血液循環が悪くなるとリンパ液の流れも悪くなり、特に足などで血液やリンパ液が停滞してむくみやすくなります。
●クロロフィルは食物繊維と同じような働きをし、溜まってしまった重金属などの有害物質を排泄させるデトックス作用があるとされています。

健康な血管を守る

●体質を改善し、高血圧を予防に有効といわれています。
松葉には松ヤニがあり、その成分がテルペン類です。これは油のようなもので「不飽和脂肪酸」と呼ばれ、動脈硬化の原因となるコレステロールを除去するといわれています。
その結果、硬くなった血管の弾力性が回復し、血圧が下がるのです。
このように、松葉の効能の代表的なものは血圧を下げることです。しかし即効性を期待しすぎず、長期間続けて飲むことが大切です。
●フラボノイドの１種であるケルセチンが豊富に含まれています。ケルセチンには抗酸化作用、血管を強くする作用があり、高血圧改善や糖尿病予防、アレルギー症状緩和など多くの効能がある成分です。
●シキミ酸はインフルエンザ治療薬タミフルの原料にもなる抗ウイルス成分、でウイルスの複製を阻害します。
●ビタミンKは、動脈や肝臓でのカルシウム沈着を防ぎ、反対に骨へのカルシウム沈着を促す作用があります。その他、松葉茶は鉄分や酵素なども含有していることが確認されています。